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スタチン製剤の薬物相互作用のガイダンスを発表(2016年10月17日)

米国心臓学会(AHA:American Heart Association)は、スタチン製剤と循環器用薬の薬物相互作用に関するガイダンスを発表しました。
 

 ● 心臓病の患者にとって、スタチンと他の心疾患の薬との相互作用のリスクは管理もしくは減じることが可能である。

 ● 患者は使用している薬はすべて医療従事者に知らせ、その薬が脂質異常症治療薬と相互作用を起こすことが知られている薬かどうか尋ねることが必要である。

 
全米における全入院のうち、薬物相互作用に関連した入院は2.8%と試算されていますが、甲状腺疾患やリウマチ性疾患のような基礎疾患の症状との副作用との区別がつきにくいので、実際の発生率はさらに高い可能性もあります。
以下の薬の相互作用について検証しています。

 ・抗不整脈薬
 ・うっ血性心不全に使用される薬剤
 ・抗血小板薬と抗凝固薬
 ・心臓移植後の免疫抑制剤
 ・スタチン製剤以外の脂質異常症治療薬
 ・カルシウム拮抗薬
 
医療従事者は、スタチン製剤やその他の循環器用薬の用量の上限や薬物の相互作用に関連した有害事象をしっかり理解しておく必要があります。
患者と医師は、薬物相互作用を早期に発見するために、受診時や転院時にスタチン製剤の使用患者のこれまでの薬歴を調べ、評価することが重要としています。
 
〇原文はこちら
New statement provides guidance about potential interactions between statins and commonly prescribed heart disease drugs

 
〇Circulation誌へ発表されたAHAの声明はこちら
Recommendations for Management of Clinically Significant Drug-Drug Interactions With Statins and Select Agents Used in Patients With Cardiovascular Disease: A Scientific Statement From the American Heart Association