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患者向け

片頭痛とは


まず、「頭痛」は以下の2つに分けられます。
一次性頭痛…原因がないもの
二次性頭痛…原因があるもの(くも膜下出血など)

一次性頭痛」は以下のように分けられます。



その中でも「片頭痛」に焦点を当ててみました。

「片頭痛」は頭の片側が痛む、というのが名前の由来ですが、頭の両側が痛むこともあります。
20~40歳台の女性に特に多いといわれています。脈がわかるようにドクドクと痛みます。
吐き気や嘔吐を伴ったり、光や音に敏感になることもあります。

片頭痛も細かく分けることができ、家族型(家族も片頭痛もち)、孤発型(家族で自分だけ)、
前兆のあるもの・ないもの、前兆のみで頭痛を伴わないもの、などがあります。


□片頭痛の前兆
  



 

診断


◆一次性か?二次性か?
問診や、血液検査、脳CT画像検査、心電図など、症状に合わせていろいろな検査をします。
まず、二次性頭痛ではないことを判断します。

このような症状があったら、二次性頭痛の可能性があります。
命に関わる病気かもしれませんのですぐに病院を受診してください。

 
                 
慢性頭痛ガイドライン2013をもとに作成
*髄膜刺激症状…①首を前に曲げることができない <頸部(項部)硬直>
            ②股関節を90度曲げて膝を伸ばすと痛い <ケルニッヒ徴候>
            ③他人から首を前に曲げられると、膝が勝手に曲がる <ブルジンスキー徴候>




◆薬物乱用頭痛ではないか?

頭痛持ちの人が1か月に10~15回以上痛み止めの薬を飲んでいて、それが3か月以上続いていると
薬が頭痛を引き起こしてしまう、"薬物乱用頭痛"の疑いがあります。







◆一次性頭痛の中で?

 

治療薬

◆痛いときに飲む薬

頭痛が起きてからすぐ(1時間以内)や、頭痛が軽いうちに飲むのが効果的だといわれています。

薬の効果が感じられないときは、前に飲んだ時間から〇時間空けて飲む、空腹時は避ける、など
薬によって飲むときの注意があるので、医師や薬剤師さんの指示を守りましょう。

また、3か月以上飲み続けると、薬による頭痛が起こることがあるので注意が必要です。 
 




◆予防のために飲む薬
頭痛が月に2回以上または6回以上あれば、頭痛予防の薬を使うことが検討されます。
また、痛いときに飲む薬だけでは効果が感じられず日常生活に支障がある、もしくは痛いときに飲む薬が
何らかの事情により飲めない場合にも、頭痛予防の薬を使うことが勧められます。



 まずは2~3か月飲んでみてから、効果が出ているかの判断をすることが多いです。
その間、頭痛の症状(いつ、どのように、どんな時に、どの程度、他に症状はあるか、など)を詳細に記録しておき、
医師に伝えることができると、治療がスムーズにいくとおもいます。

薬物乱用頭痛


もともと頭痛持ちの人が1か月に10~15回以上頭痛薬を飲んでいて、それが3か月以上続いていると
薬が頭痛を引き起こす、薬物乱用頭痛である可能性があります。

薬物乱用頭痛は原因である薬を飲むのをやめることで治りますが、
薬をやめてから起こる頭痛への対処(代わりの薬)や頭痛を予防する薬などをうまく使うことが重要です。
頭痛専門医のいるや神経内科、脳神経外科などを受診して、医師の協力のもとで治すのがよいとされます。



 

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